F-2後継機、また共同開発か?

 現在航空自衛隊に配備されているF-2戦闘機について、その後継機として既存の戦闘機をベースにした共同開発案が浮上しているそうです。

 F-2はF-1の後継機として、2000年に部隊配備が開始されました。当初は日本が独自開発する方針だったのが、アメリカの圧力もあってジェネラル・ダイナミクス(現ロッキード・マーティン)社のF-16をベースにした日米共同開発となりました。

 そのF-2、2030年から退役が始まるため、後継機の選定が急がれているのですが、国内には今度こそ自主開発をと望む声が根強くあります。

 しかし、戦闘機の性能が上がるにつれ、開発費もうなぎ登りで、日本が単独で最新の戦闘機を開発するのは現実的に見て難しい面があります。実際NATOが配備しているタイフーンはイギリス、西ドイツ、イタリア、スペインの4カ国による共同開発。日本も導入が決まっている最新ステルス戦闘機F-35も、アメリカのロッキードマーティン社が中心となって、10カ国が開発に参加しています。

 共同開発のベースとなる機体として候補に挙がっているのは、タイフーンとF-35。航空自衛隊はF-15の後継機も一部F-35を導入する予定で、F-2の後継までF-35ベースの共同開発機になると、航空自衛隊の戦闘機はF-35ばかりになってしまいます。その場合、もしF-35に不具合が発生した時、使える機体がなくなる恐れがあります。

 といって、F-35がステルス性を備えた第5世代戦闘機であるのに対して、タイフーンは4.5世代機でステルス性を持ちません。非常に悩ましいところです。

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